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株式会社双栄は不動産事業から地球環境を考えたバイオマス事業まで未来志向型企業

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〒530-0043 大阪市北区天満2丁目13番18号・SUCCESS BLD.4F

サン・ゼオライトの品質分析PRIVACY POLICY

下記は弊社のゼオライト製品についての分析結果になります。

安定性構造について

弊社のゼオライトを300℃、450℃、600℃、750℃、900℃に於いて各1時間熱したものをX線で分析したところ、450℃程度までは安定した構造を維持しております。しかし600℃〜700℃にかけて次第に構造が弱くなり、900℃に達すると、ゼオライト構造は破壊されて、クリストバル石に変化します。
この試験の結果により、弊社のゼオライトは比較的熱に強い方であることを示しております。
(右記加熱試験X線回折線図参照)

脱臭効果試験

 
■供試品
(A)ゼオライトA
(B)ゼオライトB
(C)活性炭
 
 ■目的・概要
 供試品のトリメチルアルミン、及びメチルメルカプタンの脱臭効果を試験。供試品(A)・(B)・(C)をにおい袋に入れ、 窒素ベースのトリメチルアルミン(50ppm)を封入して、経時的に袋内の残存ガス濃度を測定。
 メチルメルカプタン(50ppm)についても同様に試験。
 ※尚、供試品(A)、(B)については、供試品(C)に対して重量比を1及び3として試験。
 
■試験方法(試験及び器具)
におい袋: (株)アレックス商会製
トリメチルアルミン水溶液 東京化成工業(株)
メチルメルカプタン:メチルメルカプタンナトリウム
 <東京化成工業(株)・特級>に希硫酸を加えて発生したガスを用いた。
ガス検知管: (株)ガステック
 
 表1 トリメチルアルミンの試験結果
 
単位:ppm
 試 料 採取重量  経 過 時 間(min) 
 10 20  30  60  9 0 120 
 供試品(A)  1g 32   22 13   1  <1
 3g 26 12 8 2 <1 <1
 供試品(B)  1g  22  15  11  3  1  <1
 3g 16 5 3 <1 <1 <1
活 性 炭 1g 40  36  32  30  30  28
 空試験    50  50  50  50  50  48
      初期条件:ガス濃度 約50ppm ガス量:3L
 
 表2 メチルメルカプタンの試験結果
 
単位:ppm
 試 料 採取重量  経 過 時 間(min) 
 20 40  60  90  120  180   360
 供試品(A) 2g 17 10 5 3 2 <2 <2 
6g 14 3 <2 <2
 供試品(B) 2g  24 19  19  18  18  13 10 
6g 30 20 13 10 6 2  <2
活 性 炭 2g 35 33  32  32  32  30 28 
 空試験  50  50  50  50  50 50  50
ー測定せず 初期条件:ガス濃度 約50ppm ガス量:3L
 
 分析測定依頼先:財団法人 秋田県分析化学センター 分析測定年月日:平成2年2月22日
 
■操作について
 供試品(A)及び(B)については、それぞれ1g及び3g、供試品(C)については1gをにおい袋(25x25cm)に入れ、ヒートシールを実施した後、窒素ベースのトリメチルアルミン(50ppm)を封入。
 これを室温下で放置し、経時的にガス検知管により袋内の残存ガス濃度を測定。尚、におい袋にトリメチルアルミンのみを入れて同様の操作を行い、これを空試験とした。
 又、メチルメルカプタン(50ppm)についても、供試品の重量を供試品(A)及び(B)についてはそれぞれ2g及び6g、供試品(C)については2gとして同様に試験をした。

その他の測定について

 C.E.C(陽イオン交換量)の測定、示差熱分析なども適宜実施して、弊社ゼオライトの生産過程における加熱温度の調整、
 品質の維持・管理には万全の配慮をいたしております。

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